POPEYE特別編集の『本と映画のはなし。』を読みました。
表紙に、「語りだしたら止まらなくなる作品を君は持っているか?」というコピーが書かれていてとても興味を持ったので読んでみました。
そして、そういえばこのブログに好きな本のことは書いてたけど、好きな映画のことを書いてないなと思いました。
わたしの好きな映画は、『ストレイト・ストーリー』と『WALL-E』です。
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これはわたしの中でもう何年もゆるぎない、不動の2作品です。
『ストレイト・ストーリー』は、とある老人が、遠く離れて暮らす兄の病気の知らせを受けて、兄に会うためにトラクター(みたいな車)でひたすら旅をするというただそれだけの物語なのですが、最初に観たときからその映像とか雰囲気がいつまでも心に残って忘れられなくなりました。これまで何度か観ましたが、飽きることがありません。感動するかと問われるとそうでもなく、ちょっと胸にクンとくる程度です。でも大好きな映画です。今回のPOPEYEにもこの映画をおすすめしているかたがいて、ちょっと嬉しくなりました。
『WALL-E』は、逆になにも語りたくないくらいわたしにとって大事な映画です。何度観たかわかりません。この映画を心底好きというかたがいたら、とても仲良くなれそうな気がします。
こうやって好きな映画をあげてみると、わたしはけっこうシンプルなテーマの映画を好きなのかもしれないなあと思います。
好きな本についてもまたしかりで、普段は鬱々と暗くてエグい内容の小説も読んだりするし「面白い!」と思うしそれは嘘ではないけれど、テーマがシンプルでまっすぐなものは自分の中で印象が強いと思いました。