ねずみ君ち

読書やゲームやその他日常のことを細々と。

TL

気づいたら1ヶ月以上更新してなかった...。

久しぶりなので何を書けばいいのか...と思ったけど、べつに普通の日記でいいんだったと思い出したので適当に何か書こう。

 

わたしは4年くらい前にうつ病気味だったことがある。気味というのは、病院で診断を受けたわけではないからである。なんというか通院する勇気も行動力もなかった。不眠症で、生理も毎回つらくて、常に頭痛や吐き気があって、職場ではなんとか仕事をこなすのだけどしょっちゅう欠勤していたし、自宅ではぜんぜん体が動かずボーっとしていて家の中がごちゃごちゃだった。ゲームも読書も映画を観たりすることもできなかった。なにを見ても聞いてもまったく頭に入らないしストーリーが追えない。恋人はいたけど遠距離恋愛で、彼はとても優しいひとなのに、わたしはなぜか自分がただただ消耗しているだけのような気がして別れるしか選択肢が無いような気がしていた。結果的にお別れした。当時の唯一の癒しは飼い猫だった。

なぜそんなふうになっていたかを思い返すと、勤めていた会社で担当していた仕事がとてもストレスで、それはどんな仕事かざっくりいうとサービス業だったのだけど、自分には向いていないことをひたすら自覚するために仕事をしているようなものだった。結果的には心底人間が嫌いになって退職した。職場のひと達は良いかたたちだったけど、お客様として相手をしている人間達が嫌いだった。

わたしは元々は適当な性格なので死ぬことまでは考えなかったけれど、それに近いことを毎日のようにツイッターでつぶやいていたと思う。

 

そんなとき、あるかたからツイッターにDMが届いた。

仮にAさんとしましょう。

Aさんはご自身で作られた物をネットショップで販売しているかたである。カテゴリでいうと文房具なのかな?とてもオシャレかつ可愛いデザインの商品を作って販売しておられる。ほんとうはここで紹介したいくらいなのだけど、けっこうその界隈では有名なお店だし、ご迷惑になると良くないので控えます。

AさんはDMで「私自身もそうゆう時期がありました。今は辛いと思うけど、それをいくらでもここで吐き出して、そしてずっとTLにいてください」ということを綴ってくださっていた。何回も読んで、自分の手帳にも書き写して、毎日読んだ。

ただの1ファンでしかないわたしに、これほど心のこもったメッセージをくれるひとがいることに驚いたし、心底ありがたかった。

 

そのことがあってなのか、はたまた時間の経過による癒しなのか分からないけど、わたしは退職を決意し、転職し、うつ気味なのも無くなって不眠症は消えた。ゲームや読書や映画を楽しむこともできるようになった。

Aさんが送ってくださったメッセージをわたしはずっと忘れないと思う。

 

 

さて、いまわたしのツイッターのTLに、生きるのがつらいと毎日のようにつぶやいているかたがいる。わたしのうつ気味なんかに比べて、そのかたはとても深刻な悩みを抱えているように思える。それを見てわたしは、Aさんと同じように「ずっとこのTLでつぶやいててほしいなあ」と思っている。わたしにはなにもできないけれど、そうゆうふうに思っている。