ねずみ君ち

読書やゲームやその他日常のことを細々と。

ミュートって便利。

最近ちょっとだけ思ったことです。

著名なかたの訃報についてSNS等で追悼の意を表することは、皆と悲しみを共有する意味合いもあると思いますし、それを見ている側としても、つぶやいているひとにとっては大事な存在だったのだろうなあといつも感じています。

 

先日、アメリカの有名なロックバンドのボーカルのかたが亡くなられましたね。ツイッターのタイムラインで皆がそのことについてつぶやいていました。わたしも少なからずショックを受けています。

 

そのときに、わたしのフォローしているひとが、どこかのまとめサイトの『○○の自殺の理由がやばい』という記事を引用しつつ、「××と出来てたってこと?」とつぶやいていました。

わたしはそれを見て(ああ、このひとはファンではなかったのだろうな)と思いました。ファンならそのかたを汚すようなことは書かないと思いますし、当事者ではないのにもかかわらず、亡くなったかたの交友関係について言及できると考えているとしたら、個人的には非常に理解し難いからです。

(ファンでないのならこんな感じなのだろうなぁ)と思いつつ眺めていましたが、そのひとはその後も「自分の音楽歴史的には××が亡くなっていたことのほうがショック」などと記事に絡めたつぶやきを続け、最後に「○○の人生も壮絶だったんだね」と締めくくっていました。

このひとは何を言いたいのだろうと思いました。でもこれはつぶやきなのだからまいっかと思いながら、なんとなくそのひとをミュートしました。