読書日記0921『掏摸』中村文則著 + 好きな曲 #3
シルバーウィークが半分を過ぎ、すでに気分が下降気味になっている鼠です。
前半は美味しいものを食べたりお酒を飲んだり、それから映画を観たりもしました。こうやって書くと、わりと充実した休日を過ごしているような雰囲気が出ていますね。たまにはこうゆうことがあっても良いでしょう。普段の休日はとにかく引きこもっていますので...。
それと『進撃の巨人』のアニメ版を観ました。まだシーズン1の半分くらいまでなのですが、とても面白いです。漫画は読まずにアニメから入るところが自分らしいと思います。引き続き観ていきたいと思っています。
今回は、好きな曲と読書日記を組み合わせて書きたいと思います。
理由は追々お分かりいただけるでしょう。
今回の読書日記はこれです。
わたしはこの本で中村文則という作家を知りました。
ネタバレをできるだけ避けたいので詳しくは書きませんが、独特の雰囲気と、何かにずっと追われているという感じのヒリヒリした圧迫感があって引き込まれました。
そして今回の好きな曲です。
Shaped By Fate - They Told Me You Were Dead ...
わたしはメタルコアやハードコアが好きでよく聴くのですが、このバンドはこの夏に初めて知ってとにかくハマり倒して、アルバムを夏中ひたすらに聴いていました。
(この曲の歌詞は調べても出てこなかったので、実際は曲調とはまったく違ったことを歌っているのかもしれませんが、今回は曲の雰囲気重視ということでよしなに。)
もうお分かりかもしれませんが、『掏摸』を読みながらこのShapedByFateの曲を聴くと、とんでもなく雰囲気がマッチしていてとても盛り上がるのです。お試しあれです。
ちなみに兄妹編とも言われる『王国』を読みながらのときは、それほどマッチしていませんでした。
しかしこの『王国』もなかなか面白かったです。『掏摸』で感じたようなヒリつくような空気感は『王国」にはあまり感じませんでしたので、厳しい境遇で強かに生き延びようとする女の話と思って読みました。性描写は言われているよりはソフトなので読みやすいと思います。
というわけで今回はこのへんで。
お読みいただきありがとうございます。
それではまた。