ねずみ君ち

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『ビッグバン・セオリー』

『ビッグバンセオリー』というドラマをご存知のかたはどのくらいいらっしゃるのでしょうか。わたしはこのドラマが死ぬ程好きで、これを観るためだけにHuluに加入していると言っても過言ではありません。

現在Huluではこのドラマのシーズン6まで視聴できるようになっていますが、そのシーズン6の第23話にとても印象的なシーンがあったので、感想を書きたいと思います。

 

『ビッグバンセオリー』は、オタク4人組とお隣のキュートな女子が織りなすラブコメディ的なキャッチフレーズだったかと思います。

登場人物のひとりにシェルドンという、天才物理学者で偏屈で、性愛に全く興味を持たない男子がいます。ハグをするのですら嫌がるようなタイプで異常に潔癖です。

 

しかしシーズン4あたりにエイミーというガールフレンドができます。

エイミーも科学者でなんというか女子版シェルドンみたいなひとで、シェルドンととても気が合うわけです。

最初は「年頃なのだからデートくらいしなさいとうるさい親を安心させるためのデート相手契約」のような形で交際をスタートさせるのですが、性格が似ていることもあって少しずつお互いを恋人と認め合うようになり、なかなか仲睦まじい雰囲気で過ごしているわけです。しかし完全にプラトニックな交際です。

シェルドンは潔癖性なのでキスすら求めません。エイミーも最初は性交渉には興味が無い様子でしたが、お互いに恋人と認め合うようになってからは時々シェルドンにスキンシップを迫ります。しかしシェルドンが応えるのはせいぜいハグくらいであとは完全にスルーです。観ているうちに、完全なるプラトニックを強いられているエイミーがなんだか可哀想になってきます。

 

シーズン6の第23話で、二人は仲間達と部屋で集まり、ボードゲームのような遊びをしています。

そこでシェルドンとエイミーカップルは仲間達から、プラトニックな交際をなんだかんだとからかわれるのです。他の仲間達もそれぞれカップルを形成しており当然スキンシップ方面はラブラブなわけですから、普段から劣等感を感じているエイミーは拗ねてしまい、シェルドンのベッドルームに閉じこもります。

(なんだか前置きが長くなりましたが、ここまでの説明は必要と思いましたのでご容赦願います。)

 

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で、印象的だったのはここからなのですが。

ベッドルームで並んで座り、シェルドンは拗ねているエイミーを慰めるのですが、少しずつエイミーの気持ちを和ませようとするシェルドンの会話の進め方を観ていてとてもエロい!と思いました。二人はセックスをしているわけではなく会話をしてるだけなのに、ベッドシーンを観ているよりも官能的なのです。

えっもしかしてだけど、このシーンのために完全プラトニック交際をしていたのでは...?、とまで思いました。

どのへんが官能的なのかを文章で書こうと思いましたが、書けば書くほど「こんなんじゃない...」となるので諦めました。わたしでは表現力がついていきません。興味があるかたはぜひご覧になっていただきたい。

なにをもって官能的とするかは人それぞれと思いますので、期待はずれでしたらごめんなさいです。

 

ではまた!